卒業旅行にもおすすめ!イタリアの世界遺産に泊まる_アルベロベッロ
ヨーロッパの各国の中でも人気の旅行先のイタリア。
ローマやベネチアなどそれだけで一冊のガイドブックが出来てしまうような大都市ももちろん素晴らしい観光地です。
しかしイタリア国内で、まだあまり知られていない観光地でありインスタ映えの世界遺産の村があります。
それが今回紹介するアルベロベッロ(Alberobello)という村です。
アルベロベッロとは?
イタリア南部に位置する世界遺産の街であり、現在もトゥルッリと呼ばれる特有の円筒形の屋根と白塗りの壁が特徴の石造り家が1500以上残り、今もそこで生活する集落です。
この他にはない景観は世界的にも貴重であり、1996年に「アルベロベッロのトゥルッリ」として世界遺産に登録されました。
日本でいう岐阜・白川郷の合掌造りの集落のような場所で、事実、アルベロベッロと白川村は姉妹都市を結んでいる関係です。
アルベロベッロまでのアクセス
イタリア南部と言ったら、ナポリやアマルフィなどが有名かと思いますが、半島の反対側なのでアクセスはあまりよくはありません。電車を乗り継いでたどり着くことができます。
主には北側のバーリという町からアクセスすることになるかと思います。
バーリまではローマなど主要都市から電車やバスで行くことができます。
電車でのアクセス
バーリ(Bari Centrale)からですがSud-Est線という路線に乗ります。
途中、PUTIGNANOという駅で乗り換えがあるので、油断して通り過ぎないように中止です。
電車に乗って車窓を眺めていると少しずつとんがり屋根の家が出てくるので、近づくにつれてワクワク感が出てきます。
約2時間ほどかかりますが5ユーロの料金でたどり着きます。
たまに乗り換えなしで行ける電車もありますので、こちらのHPにてチェックしてみてください。
▼参考に…
バスでのアクセス
BARI LARGO SORRENTINOというバス停からアルベロベッロ行きのバスが出ています。BARO CENTRALEではないので注意してください。
また、バスによっては乗り換えがあったりなかったり、複数あったりするので、事前にどのバスに乗るかは必ずチェックするようにしてください。
電車よりも所要時間が少なく、安く行けるのでお勧めです。
▼こちらも参考に
アルベロベッロの楽しみ方
アルベロベッロに来たらまずはやはりそのかわいらしい景観を存分に楽しみましょう。
カメラを片手に街中を歩き回ると、別の世界に来たようで疲れを忘れて新しい景色に出会えます。トゥルッリそれぞれにもちょっとした違いがあり、お気に入りの1枚を見つけてください。
民家だけでなく、お店や教会などもトゥルッリで作られています。
せっかく世界遺産の空間にいるので、オススメはお惣菜屋さんやピザ屋さんでテイクアウトして、ホテルでワイン片手にパーティーをするのがおすすめです。
世界遺産に泊まれる!
チャーミングトゥルッリホテル
私がアルベロベッロを訪れた際にお世話になった、チャーミングトゥルッリホテルです。
アルベロベッロの中心部、サンティ・メディチ聖堂から徒歩5分圏内に複数の独立したトゥルッリを宿泊施設として提供してくれています。各棟に備えつきのキッチン・エアコン・家具があり、一部は専用の庭園やテラスを併設しており、泊まるというよりトゥルッリに生活体験ができるホテルです。
大きさも様々あり、私は友人4人で訪れましたが、この施設のスイートルームを用意してくれました。
朝食もついており別の建物のレストランで提供してくれます。
管理人は日本人!
このチャーミングトゥルッリホテルですが、なんと管理人は日本人なのです!
(女性の方で、名前は失念してしまいました。。。)
英語がしゃべれない私だったので、たまたま日本の方が運営していらっしゃることを見つけて即予約してしましました。
やっぱり旅先で日本の方がいると安心します。
町のお店や写真スポットなども丁寧に教えてくれ、非常に助かりました。
アルベロベッロに訪れた際はぜひ訪れてみて下さい!
他にもトゥルッリに泊まれる宿はたくさん!
後から調べて分かりましたが、他にもトゥルッリに泊まれるホテルは非常に多くありました。どの施設もトゥルッリをそのまま利用し、中には2階建てのものなどもありました。
Booking.comやtrivagoを覗くといくつものホテルが出てきます。正直どこも似たようなところなので迷ってしまいますね。。
▼世界中8000万人が利用する話題のホテル検索サイト『トリバゴ』 ▼
アルベロベッロと合わせていきたい観光地_マテーラ
こちらもあまり聞かない名前かと思いますが、アルベロベッロから車で約1時間ほどの距離にあるマテーラもまた、隠れた世界遺産の街なのです。
洞窟住居という山?崖?丘?を掘って住居にした街です。もちろんそれ以外の建物もありますが、道路であり屋根であり家でもある町並みは秘密基地のようで見ごたえがあります。
私は、前述のチャーミングトゥルッリホテルの日本の方に、マテーラへ行きたいと伝えたら車を手配してくれました。至れり尽くせりです。。
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