ポルトガルの現代建築のおすすめ!
こんにちはMoyashiです。
先日の記事で、ポルトガルのカラトリーメーカー「Cutipol」を紹介しました。
brog-zumabayashi34.hatenablog.com
cutipolのように、デザイン性に優れたものがポルトガルには多いのです。
それにあまり知られていはないのですが、ポルトガルは古い街並みが美しいだけでなく、大胆なデザインをした現代建築も多くあります。
私みたいな建築に関わっている人ならともかく、あまり建築を知らない人に、ガイドブックにも載っていない美しい建築inポルトガルを紹介しようと思います!
maat
リスボン郊外にあるmaatは、「Museum of Art, Architecture and Technology」の略で、日本語にすると、美術建築科学博物館?みたいな感じです。
何と言っても特徴はその形態!
白いクジラのような、大きな波のような、滑らかな曲線が海に向かってせり出しているデザインです。
よく見ると、鱗のように細かい部材を組み合わせて曲線を作っています。やっぱりクジラなんですかね。。
中に入ってみると、ミュージアムショップと展示エリアになります。
私が訪れた2019年1月は、ごみの海、みたいなアートの展示をしていました。
こちらの建築、海沿いを歩くと、そのまま屋根の上に登れてしまいます。
日本でいう横浜の大桟橋みたいな感じです。
海風がとっても気持ちいいので、登ってのんびりするのもいいですね!
casa da musica - カーサ・ダ・ムジカ -
ポルトガルの現代建築と言えば!という代表的な建築がこちらの「casa da musica」です。
設計は、レム・コールハース率いるOMAです。
この突如現れる大きな岩のような形をした建築ですが、用途は音楽ホール。
他にも中にはカフェやショップが併設されています。
敷地はきれいな広場にもなっており、寝ている人や走り回っている子供たちなど、地域に親しまれているようでした。
こちらは見学ツアーも行われており、運が良ければリハーサル中の演奏を聞けたりするそうですよ!
最寄駅の名前もcasa da musica駅なので、街に与えている影響は大きいのだと感じます。
駅のサインもおしゃれ。。
PAULA REGO MUSEUM - ポーラ・レゴ美術館 -
レゴって言ってもブロックのレゴではないです。
Paula Rego さんの美術館で、印象的な絵画が展示されています。
設計したのは、ソウト・デ・モウラという建築家で、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞しているんです!
鮮やかなオレンジ色と空の青、緑が素晴らしいコントラストです。
規模としては大きくはないので、すぐ一周できます。
オリエンテ駅
リスボン空港近くのオリエンテ駅。
スペイン人建築家で構造家、エンジニアでもあるサンチャゴ・カラトラバの作品。
カラトラバは動物の骨格などをモチーフとした構造体を大胆にデザインしている建築家で、駅や橋などの土木構造物に強みを持っています。
この駅も無数のコンクリートの森のような形状で非常に美しいです。
近くには大きなショッピングセンターや、シザのリスボン万博ポルトガル館もあり、飛行機までの少しの時間をつぶすために立ち寄ってもいいと思います!
ポルトガルへ行くなら…
今回紹介した現代建築以外にも、ポルトガル国内には、巨匠アルヴァロ・シザを派染めとした近代建築、自然と街が一体となった素晴らしい景観が楽しめます。
リスボンの観光名所などは下記でも紹介していますのでそちらもぜひご覧ください!
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